婦人科検診(子宮がん)

婦人科検診(子宮がん)

婦人科の病気の中には自覚症状がほとんどないものもあります。
特に異常を感じていなくても1年に1回は婦人科検診を受けましょう。

減少している子宮頚がん

女性のがんといえばすぐ思い出されるのが子宮がん。
なかでも子宮がんの半数以上を占める子宮頚がんの死亡率は、昭和30年から低下してきており、平成7年から10年にかけては横ばいです。
これは、生活面の衛生環境の改善や、検診により早期発見・早期治療が可能になったことが要因となっています。
しかし、子宮頚がんの死亡率は加齢とともに増加しているという特徴もあります。

子宮がん

こんな方は要注意

子宮がんの発生には、ウィルス感染が関係しているということが分かってきましたが、それだけですぐにがんになるわけではありません。その他の様々な危険因子が積み重なって、初めてがんが発生します。その他の危険因子としては、統計的に次のようなことがいわれています。

初体験

性体験を持たないひとに頚がんが少ないことから、女性の性的なライフスタイルがかなり関係しているのではないかと考えられています。初体験の年齢が低いとおのずと性行為の回数が多くなり、それだけ危険度も増すことになります。

パートナー

子宮頚がん発生の原因の一つにウィルス感染とありましたが、セックスパートナーが多ければ、それだけウィルス感染の危険が高まります。

妊娠回数

特に10代で出産したひとや、多産のひとに多く見られる傾向があります。

子宮がんについて

検査方法

子宮頚がんは、初期には症状がまったくないため、早期発見のためには、定期的な検診が欠かせません。子宮頚がん検診では、次のようなことが行われます。

問診

問診票に年齢、月経歴、妊娠・出産履歴、中絶経験の有無、婦人科の病歴などを記入します。

視診

膣鏡で子宮頚部の様子を診察します。

内診

膣から指を入れて子宮頚部の変化を診察します。

細胞診

綿棒などの採取器具を膣に入れ、子宮頚部の細胞を顕微鏡で診察します。

もし、がんがみつかったら

万一、検診でがんが見つかった場合、子宮がんの治療の基本は手術です。
早期ならば、なるべく子宮を温存する治療法が選択されます。この方法なら術後の妊娠・出産も可能です。

子宮がんは、早期に発見し、適切な治療を受ければ再発もほとんどなく、ほぼ100%治ります。全体の治癒率も70%を超え、最も治りやすいがんのひとつといえます。しかし、進行すればするほど治癒率が低下するのはいうまでもありません。

やはり、早期発見・早期治療が何より大切といえるでしょう。

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