
動脈硬化検査
動脈は、内膜・内弾性板・中膜・外膜で構成され、心臓が強い力で押し出した血液が流れるので弾力性と柔軟性を持ち合わせています。
ところがこの動脈の内側に血液中の脂肪などがくっつき、血管の壁が厚くなって弾力性が失われ、血管が劣化したり狭くなったりしてしまいます。
これが動脈硬化です。動脈硬化は自覚症状がなく進行し、また心臓病や脳血管障害などいろいろな病気を起こす要因となるので、注意しなければいけない疾患です。
歳をとると血管も同じように歳をとります。
その結果、ゴムのように柔らかかった血管もだんだん硬くなります。
しかし、動脈硬化は食事、運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣の違いによって大きく影響されることがわかっています。
動脈硬化は、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などの疾病も要因でもあり、生活習慣を見直すことは大切なことです。
動脈硬化を放っておくと…?
動脈硬化を放っておくと、以下の病気を引き起こす要因となると言われております。

脳出血(クモ膜下出血)
脳の血管が破れてしまう病気
脳梗塞
脳の血管がつまってしまう病気

狭心症
心臓を取り巻く冠動脈が狭くなっておきる病気
心筋梗塞
心臓を取り巻く冠動脈の血流が止まる病気

閉塞性動脈硬化症
足の筋肉への血流が減り、歩くと足が痛むなどの症状がある病気。
ひどくなると、足先が腐ってしまうこともある。
動脈硬化の検査方法
動脈硬化には以下の検査を行います。
PWV(脈波伝播速度)
血管の硬さを調べます。心臓から押し出された血液により生じた拍動が、血管を通じて手や足に届くまでの速度の事です。血管が硬い程、この速度は速くなります。
ABI(上腕と足首の血圧比)
血管の詰まり具合を調べます。一般に、足首血圧は上腕血圧より高いのが普通ですが、足の動脈が脂質などで詰まったりすると、血のめぐりが悪くなり、上腕血圧より低くなります。ABIが小さいと血管が詰まっている可能性があります。
こんなに簡単!動脈硬化検査
1. わずか5分
両手、両足首の血圧を測るだけなので、検査時間は簡単。準備時間を入れても5分ほどで終わります。
2. 服を着たままでOK
腕と膝下が出せる衣服であれば、着替えることなく検査が受けられます。
3. わかりやすい検査結果
検査は数値だけでなく、わかりやすい図でも表示されます。年齢に対する動脈硬化の進行度などがわかります。

検診をお勧めする方
特に40歳以上で、以下の項目に思いあたる方は受診をおすすめします。
- コレステロール、中性脂肪の検査数値が高い
- たばこを吸う
- 血圧が高い
- 手足がしびれたり、冷えを感じたりする
- 太っている
- 家族に心筋梗塞、脳卒中の人がいる
- 運動不足である
- 悩みがあり、ストレスが多い
- 甘いものが好き
- お酒をよく飲む



